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皆さんこんにちは!
株式会社創友建設工業、更新担当の富山です。
今回のテーマは、舗装材の王様「アスファルト」について!
私たちの仕事で欠かせないこの素材、実はとても繊細で、温度管理が施工品質を左右するキーポイントなんです。
アスファルトは、石油から精製された「アスファルト混合物(合材)」に骨材(砂利や砕石)を加えて作られた舗装材です。
特徴はなんといっても、「熱で柔らかくなり、冷えると固まる」という性質!
現場に届く時の温度は 約160℃前後
施工時には 120℃以上 をキープしないと締まりが悪くなります
冬場は冷えるのが早く、施工がとても難しくなる
つまり、温度との戦いがそのまま品質に直結するのです。
高温の合材を使うため、舗装の現場では常に時間との勝負。
段取りがちょっとでも遅れると、合材が冷えて使えなくなってしまいます。
合材を積んだダンプの到着時間を逆算
敷き均し機の準備と配置を事前に完了
ローラーやプレートの準備も並行してスタンバイ
特に、ダンプから出てくる蒸気の量を見れば、合材の温度感もわかるんです。まさに経験の積み重ねがものをいう世界!
夏場と冬場では、同じアスファルトでも扱い方が全然違います。
合材が冷めにくく、作業に余裕がある反面…
柔らかすぎると「沈み」が出やすく、ローラーのタイミングに注意が必要!
合材が冷えるのが速く、作業スピードと段取りが命
場合によっては施工中止することもあるため、慎重な判断が求められます
雨の日や風の強い日も同様。天候によって施工方法や順序を柔軟に調整するのがプロの仕事なんです。
アスファルトの施工は、まさに「知識×経験×チームワーク」の結晶。
温度、天候、材料、機械、そして人の動きがひとつになって、一枚の美しい舗装が仕上がっていくんです。
新しく舗装された道路や駐車場を見たとき、「ただの黒い道」ではなく、そこに込められた技術や工夫にもぜひ思いを馳せていただけたら嬉しいです。
次回は「舗装の種類と用途の違い」について、
アスファルトとコンクリート、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら解説します!
次回もお楽しみに!
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