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皆さんこんにちは!
株式会社創友建設工業、更新担当の富山です。
今回のテーマは、「舗装工事って実際どうやって進んでいくの?」という素朴な疑問にお答えする【工事の流れ】編です。
道路や駐車場、公園の園路など、私たちの生活に欠かせない「舗装」。でも、その裏側でどんな作業が行われているかを知っている方は、意外と少ないかもしれません。
そこで今回は、舗装工事の現場で一日どんな作業が行われているのか、工程ごとにわかりやすくご紹介します!
どんな工事でも、最初が肝心。舗装工事では、現場の状態を正確に把握することが大切です。
地盤の強さや硬さ
水はけや排水の流れ
傾斜(勾配)の有無
地中埋設物の位置(上下水道・ガス管など)
これらを測量機器で丁寧にチェックし、図面と現況のすり合わせを行います。
この調査結果をもとに「どのくらい掘るか」「何cmの厚みで舗装するか」など、具体的な施工プランを決めていきます。
舗装の土台となる部分を「路盤(ろばん)」と呼びます。
ここがしっかりしていないと、完成後にアスファルトが沈んだり、割れたりしてしまう原因になります。
まずは掘削して不要な土を除去し、砕石(さいせき)を敷き詰めます。
そして、プレートコンパクターやローラーを使って**何度も転圧(圧力をかけて固めること)**を行い、平らで丈夫な路盤を作ります。
この作業、実はとても地味。でも、後々の耐久性を左右する超重要な工程なんです!
いよいよ表面の舗装材を敷いていきます。
多くの場合、使われるのは「アスファルト合材」。大きな釜で加熱され、ホカホカの状態で現場に到着します。
ダンプで運ばれてきた合材を、スプレッダーで均等に敷きならし
ローラーでしっかり締め固めていく
エッジ(端部)部分は手作業で丁寧に整形
この工程では、アスファルトの温度管理とスピードが命!
冷めすぎるとしっかり固まらないし、柔らかすぎても形が崩れてしまいます。
一瞬一瞬の判断が求められる、まさに「職人の腕の見せどころ」です。
最後は、細かい仕上げ作業と全体の点検です。
施工箇所の清掃(ほうきで掃いたり、ブロワーで飛ばしたり)
表面に段差や凹凸がないかを目視で確認
排水がスムーズか、マンホール周りがキレイに収まっているかなどを細かくチェック
こうして、ようやく舗装工事が完了となります。
「道路がきれいになったなあ」と感じてもらえるのは、こういった地道な最終チェックの成果なんです!
舗装工事は、表面のアスファルトだけでなく、見えない下地づくりや段取りの積み重ねで成り立っています。
安全で快適なインフラを支えるため、職人たちは日々、現場で丁寧な仕事を積み重ねているんですよ!
次回は「アスファルト施工の極意」を深掘りします!
温度との勝負や、天候に合わせた工夫について掲載予定です。
次回もお楽しみに!
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