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月別アーカイブ: 2025年10月

創友建設工業のよもやま話~第14回~

皆さんこんにちは!

 

神奈川県川崎市を拠点に舗装工事・とび土工工事を専門としている

株式会社創友建設工業、更新担当の富山です。

 

 

 

♻️アスファルトの再生利用

〜壊して終わりではなく、もう一度生まれ変わる道〜

道路をつくるだけでなく、「つくり直す」時代へ。
近年、舗装工事の現場で注目されているのが、アスファルト再生技術です。

古くなった道路をそのまま廃棄するのではなく、
再び原料としてリサイクルし、新しい道路へと再生させる――
それが「再生アスファルト」。

環境への負荷を減らし、資源を有効活用するこの技術は、
まさに未来のインフラを守る新しい常識です。


🔄 再生アスファルトとは?

 

アスファルト舗装を補修や改修のために削り取ると、
「廃アスコン(廃アスファルトコンクリート)」と呼ばれる廃材が出ます。

この廃材を加熱・粉砕して再利用するのが再生アスファルト。
再生用の添加剤(再生バインダー)を加えることで、
古いアスファルトの粘りを取り戻し、新材とほぼ同等の品質を再現します。


🏗️ 再生アスファルトができるまで

 

1️⃣ 切削(きりさく)
 古い舗装を専用の切削機で削り取り、破片をトラックで運搬します。

2️⃣ 破砕・加熱
 再生プラントで、廃材を一定の大きさに砕いて加熱。
 これにより、固まっていたアスファルトを柔らかくします。

3️⃣ 再生混合
 新しいアスファルトと再生材を混ぜ、
 再生剤を加えることで性能を調整します。

4️⃣ 再利用(再舗装)
 再び現場に運ばれ、新しい道路として敷設されます。

こうして、廃材は“ゴミ”ではなく、“資源”として生まれ変わるのです。


🌱 再生利用のメリット

 

  • 廃棄物の削減(産業廃棄物の大幅な減少)

  • 原油や骨材など、資源の節約

  • CO₂排出量の削減

  • コストの低減

  • 維持管理の効率化

日本では、道路のアスファルト再利用率が90%を超えるという世界最高水準を誇ります。
これは、現場の技術者が日々「環境と品質の両立」に挑み続けている証でもあります。


⚙️ 技術の進化と品質管理

 

「再生=安い・弱い」という時代は、もう終わりました。
現在では、再生アスファルトも新材と同等の強度・耐久性を実現。

製造時には、温度・粘度・粒度分布などの品質チェックが徹底され、
各現場に最適な配合が選ばれます。

また、現場では「現場再生工法」も進化しています。
これは、舗装面を削りながらその場で再加熱し、再び敷き直す方法で、
輸送コストも削減できる次世代型のリサイクル工法です。


💬 求職者へのメッセージ

 

再生アスファルトの現場は、“未来志向の仕事場”です。
技術が年々進化し、データと経験の両方が求められるため、
若い世代の感覚や柔軟な発想が活かせる分野でもあります。

「道路を直す」という作業の先には、
地球環境を守るという使命感があります。

重機の音や熱気の中にも、
“もう一度生まれ変わる道”をつくる誇りが息づいています。


🌍 まとめ

 

再生アスファルトは、壊したものを捨てるのではなく、
再び価値を生み出す技術

それは、舗装工事が「消耗型の仕事」ではなく、
「循環型の未来づくり」へと進化している証です。

黒い道の下に流れるのは、
職人たちの汗と、地球への思いやり。

🌎 “壊して終わりではなく、もう一度活かす。”
その精神が、これからの舗装現場を支えていくのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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創友建設工業のよもやま話~第13回~

皆さんこんにちは!

 

神奈川県川崎市を拠点に舗装工事・とび土工工事を専門としている

株式会社創友建設工業、更新担当の富山です。

 

 

 

🚧舗装工事の施工工程

〜見えない地面の下にこそ、職人の技と誇りがある〜

街を歩いていると、整った黒いアスファルト道路がどこまでも続いています。
しかし、その“黒い道”の下には、何層にも重なる構造と、
ひとつひとつの作業を丁寧に積み重ねる職人たちの手仕事があります。

舗装工事は、単に「アスファルトを敷くだけ」ではありません。
下地を整え、地盤を締め、厚みを計算し、
わずか数ミリの誤差も許されない精度で進める――
それが道路をつくる技術職の真髄です。


🏗️ 施工の流れ

 

舗装工事の基本工程は、次のように進んでいきます👇

1️⃣ 路床整備
2️⃣ 路盤造成
3️⃣ アスファルト混合物の敷設
4️⃣ 転圧(ローラー仕上げ)
5️⃣ 仕上げ(ライン引き・清掃など)

それぞれの工程には、異なる機械・道具・専門知識が必要で、
一つでも手を抜けば、完成後にひび割れや沈下が起こるリスクがあります。
つまり舗装工事は、“チーム全員でつくりあげる精密作業”なのです。


🔹 路床整備 ― 土台づくりの第一歩

 

路床とは、地盤そのもの。
舗装の最下層にあたる部分で、道路の強度を支える基礎になります。

まず、掘削や整地を行い、地盤を平らに整えます。
弱い地盤(軟弱地盤)の場合は、砕石や改良土を使って補強を実施。
この段階でしっかり固めないと、完成後に沈下が発生してしまうため、
職人たちは細かく転圧しながら「地面の感触」を確かめていきます。

路床は、まさに“見えない仕事の代表格”。
完成すれば誰の目にも見えなくなりますが、
ここがしっかりしていなければ、上に何を積んでも意味がありません。


🔹 路盤造成 ― 強度と均一性をつくる層

 

次は「路盤」。
これは、アスファルトを敷く前に砕石を敷き固める層です。
道路を“支えるクッション層”とも言われ、強度と安定性の両方が求められます。

粒の大きい砕石を下層に、細かい砕石を上層に重ね、
ローラーで締め固めながら厚みを一定に保ちます。
このとき、水平精度はミリ単位
職人たちはレベル測定器を使って、凹凸がないよう慎重に仕上げます。

雨水の排水勾配も同時に調整されるため、
「わずかに傾ける」技術が必要。
まっすぐな道のように見えて、実は細かく角度がつけられているのです。


🔹 アスファルト混合物の敷設 ― 黒い道の誕生

 

ここでようやくアスファルトが登場します。
プラントで製造された高温のアスファルト混合物(150〜160℃)を、
大型の「アスファルトフィニッシャー」で均一に敷きならしていきます。

敷設は“時間との勝負”。
温度が下がると固まり始めてしまうため、
搬入トラックから機械へ素早く投入し、リズムよく敷設を進めます。

現場では常に「温度」「厚み」「速度」を管理。
炎天下や夜間でも、作業員たちは息を合わせ、
滑らかな黒い道を仕上げていきます。


🔹 転圧 ― 強さと滑らかさを決める最後の一押し

 

敷かれたアスファルトは、まだ柔らかい状態。
ここに**ローラー(転圧機)**をかけ、空気を抜いて密度を高めます。

転圧は段階的に行われます。
まず鉄輪ローラーでならし、次に振動ローラーで締め固め、
最後にタイヤローラーで表面を整えます。

職人はローラーの重さ・温度・走行速度を調整しながら、
アスファルトが“締まる音”を耳で聞き分けます。
長年の経験が求められる、職人の腕の見せどころです。


🔹 仕上げ ― 道が街の景色に変わる瞬間

 

最後に、白線(区画線)や横断歩道のラインを引き、清掃を行います。
黒く輝く新しい舗装が姿を現した瞬間、
現場には「やり切った」という静かな達成感が流れます。

完成した道路は、車の走りやすさだけでなく、
歩行者・自転車・住民すべての人の安全を守る基盤になります。


💬 求職者へのメッセージ

 

舗装工事は、“地面を整える仕事”ではなく、“社会を支える仕事”です。
未経験でも、最初は清掃や補助作業から始められ、
重機オペレーターや施工管理技士など、
キャリアアップできる道が広く開かれています。

現場で汗をかきながらも、完成した道路を見た瞬間の喜びは格別。
「自分がつくった道を、家族や友人が走っている」
そんな誇りを感じられる、やりがいある仕事です。


🧱 まとめ

 

舗装工事の工程は、単なる作業ではなく、
地盤から表面までを一貫して「品質」でつなぐもの。

見えない努力の積み重ねが、
何十年も人々の暮らしを支える“道”になります。

🌍 道をつくる。それは未来をつなぐこと。
今日も現場では、黒い舗装が一段ずつ街を形づくっています。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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